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秋田県庁で制作発表会が行われました
5月15日15:30より、秋田県庁本庁舎2階プレゼンテーションルームにて、祭シアター「HANA」の制作発表会が行われました。本公演は、主催:秋田県(企業版ふるさと納税活用)、企画・制作:一般社団法人わらび座で実施します。
発表会オープニングは6名の出演者による、祭シアター「HANA」テーマソング「6県ロ-ル」のパフォーマンス。東北6県のお祭りが凝縮された楽しいダンスを繰り広げました。
そのあと、4名の出席者がそれぞれの思いを語りました。
(発言順に要旨紹介)
企画・制作/一般社団法人わらび座代表理事 今村晋介
「このたび、秋田県様より劇場コンテンツを使った交流人口拡大の事業を受託し、海外観光客から国内旅行者まで多くの方が言葉なしに楽しめるエンターテインメントを創りたい。
今回の舞台の特色は3つ。
①太鼓や提灯を使った観客参加型、②言葉なしのラブストーリー、③圧巻の花吹雪。
祭りには生きるエネルギーがある。民俗芸能を生かして、オリンピックの開会式のようなステ-ジをめざしたい」
構成・脚本/劇作家 横内謙介
「ノンバーバル(非言語)のステ-ジはいま世界中で必要とされている。
20年くらい前、東京で『ラスベガスのショ-を観たか?』とさかんに言われた。ファミリーで観られて、言葉がないから突然来た外国人でもわかる舞台だった。ストーリーがあって、言葉を超越して、年代を超えて楽しめる。そんなノンバーバルのステージは日本ではまだ成功例が少なく、我われの悲願だった。
これを今回秋田で創ることができる。わらび座には70年を超える、民舞や太鼓の技術があるから、これまでにないストーリーのあるノンバーバルステージができると思う。
単なるエンターテインメントではなく、観た後何か人生が豊かに始まる、秋田発のパフォーマンスをつくりたい」
演出/わらび座 栗城 宏
「夏の竿燈まつりの時期に、あきた芸術劇場ミルハスでこのような公演を行うことができることに感謝している。
横内先生やラッキィ先生・エリさんなどさまざまな方の力を借り、わらび座だけではできない切り口や発想で舞台をブラッシュアップしていくところ。
東北の大地から生まれた祭りは幾度か消えようとしながらよみがえってきた。祭りの底力を示したい」
主催/秋田県 佐竹敬久知事
「わらび座にはミルハスで公演してほしいと思っていた。竿燈まつりのときにはクル-ズ船の入港もあり、昼竿燈も含めて、今回の企画に期待している。
わらび座はコロナで苦労したが、企業版ふるさと納税ではたくさんの応援をもらった。‘日本のわらび座‘になって、秋田の活性化、芸術文化の活性化にがんばってほしい。
観客と一体となった舞台でミルハスで成果を上げてくれることを県として期待している」
また、振付のラッキィ池田氏・彩木エリさんから映像出演であたたかいメッセージが届きました。
最後に、全員で記念撮影を行い、8月4日初日に向けてスタートを切りました。
チケットも同日から発売開始となりました。
祭シアター「HANA」は8月にあきた芸術劇場ミルハスにて公演。
どうぞお楽しみに!